
東京大学工学部は、1月10日(水)に「21世紀COE情報科学技術戦略コア 実世界情報システムプロジェクト最終成果デモンストレーション」を報道公開した。
実世界環境の人間に対して、これからの情報科学技術がどのようなサービスを提供できるかを探るため、人と情報システムの新しいインタラクションの研究を行ってきた同プロジェクト。報道公開は、5年間の研究プロジェクトの成果報告を兼ねている。
デモンストレーションは、壁などに圧力センサー、画像認識などを組み込んだ「未来のリビングルーム」をイメージした空間で実施された。そして、デモンストレーターが部屋のソファに腰掛け本を開くと、照明ロボット「ロボティック照明」が反応し手元を照らすなど、実際の生活シーンにロボットテクノロジーが機能するさまが実演された。他にも、ヒューマノイドロボットを使ったデモなど、さまざまなバリエーションが紹介された。
同プロジェクトの研究成果の一部は、民間企業7社と進める「IRT基盤創出プロジェクト」が引き継ぐ形で、さらに研究を発展させていくという。

 
1月9日(現地時間)、アメリカ・ラスベガスで開催されている国際コンシューマ・エレクトロニクス・ショー(CES※)に、本田技研のヒューマノイドロボット「ASIMO」が登場し、パフォーマンスを披露した。
「ASIMO」は同社が誇る大型の二足歩行ロボット。日本ではお馴染みのロボットだが、アメリカで披露されるのは、今回が初めてだという。デモンストレーションでは、歩くなどの基本動作をはじめとして、走るといった多彩なモーションが実演され、来場者を驚かせた。
走るというモーションは技術的に難易度が高く、これだけ大型のロボットが走る姿に、一般来場者はもとよりロボット関係者にとっても驚かれた方も多いのではないだろうか。
※CESは家電を中心とした展示会で、世界各地から14万人を集めるアメリカ最大規模のトレードショー。モバイル電子機器やデジタルカー、衛星システムなど、最新のテクノロジーが多彩に出展される。 会場では次世代ロボットも複数出展され、日本の企業も参加。RooBO企業のなかでは、デスクトップホビーロボットPLEN(株式会社システクアカザワ・大阪)が出展。
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次世代ロボット開発ネットワーク「RooBO」では、独立行政法人雇用・能力開発機構と共同で“次世代ロボット「RooBO」職業能力体系”を作成している中で、「RooBO技術マップ」の制作を進めている。
同技術マップは、RooBO会員の有する技術やノウハウを体系的に図解化。人間でいえば筋肉の役割に当たるアクチュエータ−など、次世代ロボットを構成する要素別に、当該技術を持った会員企業を分類していく。また、単に要素技術と会員企業を照らし合わせるだけでなく、社会的なニーズに対していかに技術シーズが対応していくかといった市場性や社会性もイメージできるよう構成。同マップの精査によって、より精度の高いビジネスマッチングやプロジェクト組成を可能にしていく。完成は4月を予定。
同マップ作成にあたっては、雇用・能力開発機構を中心にRooBO内に組織された研究チームが対応。随時会員企業に対するヒアリングなどを実施していく。



「平成18年度川上・川下ネットワーク構築事業」の一環として、昨年12月からスタートした次世代ロボット・インターフェースフォーラム。第2回となる今回は、「ネットワーク環境とロボットが生む新たなビジネス」がテーマ。基調講演では、独立行政法人産業技術総合研究所・比留川博久氏による「ロボット産業の現状と次世代ロボット産業化への展望」と題した講演が実施される。また、TV会議システムで結ばれた大阪サテライト会場からは、株式会社国際電気通信基礎技術研究所 工学博士・荻田紀博氏による「ロボットサービスを拡げる環境情報構造化技術とは?」と題した講演も行なわれるほか、RooBO会員企業による「ネットワークにつながったロボットの実演」も実施される。次世代ロボットに求められている“ユーザーインターフェースとしての役割”とはどんなものなのか。本フォーラムでは、ユビキタスネットワークで結ばれる人とロボットの理想的な関係像が紐解かれる予定だ。
【開催概要】
日時/1月19日(金)14:00〜17:00(13:30〜受付開始)
場所/東京会場:アキバ3Dシアター・大阪会場:ロボットラボラトリー
定員/東京会場:100名・大阪会場:50名(満席になり次第締切)
問/次世代ロボット・インターフェースフォーラム事務局/robot@icic.jp
※申込ページへのリンク
>>東京会場
>>大阪会場 |
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IRTで開催された定例会の模様
隔月で開催されているRooBO定例会の次回開催日が、2月5日(月)に決定。
2007年最初の開催となる今回は、現在のRooBOの活動に関する報告や、会員企業による発表、
交流会が行なわれる予定。会員企業には後日案内メールが送付されるので、詳しくはそちらを参照のこと。
【開催概要】
日時/2月5日(月)18:30〜(受付18:00〜/交流会20:00〜)
場所/ロボットラボラトリー
問/ロボットラボラトリー/06-6347-7877



次世代産業の事業化に挑戦するイノベーターを応援する
「経済産業省 産業クラスター計画 関西フロントランナー大賞」の応募が始まる。
これは、数多くの次世代産業の中から、製品・サービスの新規性、成長性、
そして市場ニーズとの整合性に長けた事業を表彰するもの。審査は書類選考にて実施される。
応募の際は、ネオクラスター推進共同体ウェブサイト
内「応募用紙」に記入の上、会社案内、新聞掲載記事、過去1年間の財務諸表、その他のアピール資料を同封し、
下記の宛先に送付(1月24日必着)のこと。
【開催概要】
募集/平成19年1月11日(木)〜平成19年1月24日(水)
審査/平成19年1月下旬〜2月中旬
表彰式/平成19年3月中旬 大阪市内にて(予定)
問/ネオクラスター推進共同体事務局/06-6346-2981



世界中の様々なロボットがラスベガスで紹介される、ラスベガスで開催された
CES(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)は、毎年14万人程の来場があり、
世界でもトップクラスのイベントだ。ブレインズの一人も別の仕事でラスベガスへ向かっていた。
今回のCESは世界最大の108インチの薄型テレビや、次世代DVDの二つの規格に対応した
再生機の発表など大きな話題を集めていた。約2700社の出展企業がある中、ロボット関連の出展企業は数十社と未だ少ない。
今回の出展には、掃除ロボットはもちろん、教育向けロボット、エンターテイメントロボットなどが目立っていたように思える。
中でもブレインズが感じたことは既に商品化されているロボットの多さである。
日本のロボットの技術力が高いのは間違いないのであるが、商品化という部分に関しては、世界よりも一歩遅れている感があった。
これから重要なのは技術以上に世界市場に向けてのマーケティングではないだろうか?と感じさせられた。
(RooBOブレインズ/北島聡) |