
住宅事業の大和ハウス工業と、パワーサポート・ロボットスーツ「HAL」を開発するCYBERDINE(サイバーダイン)社が同ロボットスーツの販売に向けて提携。市場化へ向けて動きだした。
同ロボットスーツは、山海嘉之教授(筑波大学)の研究によるもので、体に装着することによって人間の身体機能を拡張、増幅、強化することを目的とし、足腰の弱った人の立ち座り、階段の上り下り、重たい荷物の持ち上げなどを初め、リハビリテーション、重作業の支援などでの応用が期待されている。メディアなどでも数多く紹介されているので、ご存知の方も多いことだろう。
大和ハウス工業が市場化へ向けた提携を行う背景には、住宅・医療・介護施設での高齢者・障害者の自立支援、介護にあたる人の負担軽減などについての研究開発へつなげていきたいという狙いがある。
同ロボットスーツの販売によって、市場活性化への一石となることが期待される。
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平成18年度のロボットビジネスイベントを締めくくる、総決算的なイベント「次世代ロボット産業 6兆円市場参入イベント」が、3月27日(火)に開催される。
「市場の成長とともに人と技術で事業を拡大させる!」をテーマにした同イベント。今回のセミナーでは、拡大が予想される分野や必要となる技術を解説したうえで、これからの業界標準となる仕組み、技術人材の育成方法、さらには販路を拡大するネットワークを紹介し、これからの成長産業で生き残るために「今すべきこと」と「その支援策のポイント」を解説する。
また、雇用・能力開発機構大阪センター ポリテクセンター関西による、次世代ロボット開発に必要な技術と、その人材育成について説明する「ロボット技術Basicセミナー」など、RooBO会員にとっても気になるセミナーが目白押し!
ITからRTへ、これからの産業の中心となるロボットテクノロジーで、事業拡大を実現してみては。
※同イベントは、第1部・第2部で構成され、併催イベントも実施される。
【開催概要】
日時/3月27日(月)11:00〜18:00(受付10:30〜)
場所/大阪産業創造館3Fマーケットプラザ・4Fイベントホール
定員/第1部、2部は120名、併催イベントは50名
料金/無料
申込/ウェブサイトから申し込み
問/ロボットラボラトリー/06-6347-7877



毎月恒例の「ロボラボトークセッション」が、3月19日(月)に開催。今回のテーマは、 「心理学からロボットへのアプローチ!〜人はロボットの何を見てココロを感じるのか?〜」。 ゲストに、ロボットをツールとした人の心の本質に迫る研究を行う板倉昭二氏(京都大学大学院文学研究科助教授)を迎えて行われる。
今回のトークセッションでは、ジェミノイドで有名な大阪大学石黒浩教授との共同研究などから貴重な実験報告などが行われる。ロボットを使った心の研究は、ロボットそのものの高度化だけではなく、人の心の本質に迫る手がかりも与えてくれる。コミュニケーションに注目したロボットビジネスをされる方にとっては、またとない実験事実を聞く機会で見逃せないセッションだ。ぜひ、お聴き逃しなく。
【開催概要】
日時/3月19日(月)18:30(受付18:00〜)〜19:45、交流会19:50〜20:30
場所/ロボットラボラトリー
定員/50名(定員になり次第締切)
料金/1000円(交流会参加希望者は別途1000円)
申込/WEBサイトから申し込み
問/ロボットラボラトリー/06-6347-7877
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RooBO会員にロボット産業の今後を語ってもらう「突撃!隣の社長さん」。
第1回目はRooBOのコアメンバーでもあり運営委員でもある株式会社イーガ−の黒木一成さん。
黒木さんは、RooBO内コンソーシアム「次世代ロボット観光プロジェクト」のリーダーも務めており、
その視点から次世代ロボット産業の今後について語ってもらった。
「ロボットラボラボラトリーを中心に、ロボットサービスによって収益を上げるモデルの成立へ向けた取り組みが活発化していますよね。
でも、市場を動かしていくためには、もっと次世代ロボットへの関心を高めていく必要があると思います。
そうですね……大阪にロボット文化が形成されるとかね。私は、その手段のひとつが、ロボットの観光コンテンツ化だと思います」と黒木さん。
次世代ロボットの観光コンテンツ化とは「ロボットのエンターテインメント的側面にスポットを当て、
ロボット体験を通してビジター集客を図っていこう」というもの。
具体的には、「ロボット産業と観光産業という畑の違う産業を連携させるための情報配信基盤を構築し、
その後、具体的コンテンツとして、最新テクノロジーを効果的に見せるためのロボットミュージカルといった仕掛けを実施していく」のだそう。
暮らしのさまざまな場面でロボットが活躍するロボシティ大阪へ向けた取り組み……。黒木さんの挑戦はまだ始まったばかりだ。



皆さんは「サービスロボット」と聞くと人間のめんどくさい仕事をやってくれる
というプラスの部分と、逆に人間の仕事を奪われるのではないかというマイナス
の部分を連想されるのではないだろうか。確かに少子高齢化が進む昨今、日本は
特にこれからの労働力を支えてくれるサービスロボットの開発に力を入れなけれ
ばならな状態である。そこで重要なのは人間とロボットの役割分担を明確にしな
ければならない点である。すなわち人間とロボットで一緒にサービスを行うとい
う「協働」の部分ではないかと考える。人間の仕事を取って代わるロボットの開
発ではなく、人間がロボットを最大限に活用でき、人間が行う仕事を楽にするこ
とができ、新しいサービスが行えるようなロボットの開発を行わなければならな
いと考える。サービスロボットの導入の基準となるのは、現在の人件費がどのく
らい削減できるのか、という比較だけでなく、ロボットと協働する人間の作業効
率や、行うサービスの質の部分なども十分に検討する必要があると考える。
(RooBOブレインズ/北島聡) |