発行/平成19年10月15日号
最旬ニーズを、ぴったりマーク。
RooBOが発行するロボット産業のアンテナプレス


 隔月で開催されているRooBO定例会・技術マッチング会が、10月30日(火)に開催されます。
 定例会とは、RooBOの会員相互の情報提供を目的に、2カ月に1度行われる会員交流の場。前号でもお伝えしたように、今回の技術マッチング会は「センサを活用したソリューション」をテーマとして設定しており、全4社(株式会社アサヒ電子研究所株式会社中央電機計器製作所北陽電機株式会社株式会社シリコンセンシングシステムズジャパン)がプレゼンテーションを行います。
 センサとは、電気回路の構成要素のひとつで、各種ロボットや電子機器に組み込まれて、状態検出や自動制御に利用されています。いわば、ロボットテクノロジーの基礎的技術であり、欠かすことのできない要素技術であるといえます。
 プレゼンテーションを行う4社は、いずれも各種センサを開発・販売している企業で、同技術を用いたソリューション型のビジネスを様々な形で展開しています。今回のプレゼンテーションでは、各社の取り組んでいる事業がわかりやすく紹介されるほか、今後のビジョンなどにも言及。会員企業にとっては、今後の自社ビジネスの参考になることも多いに違いありません。
 また、技術マッチング会のほかにも、企業・団体による情報提供や交流会なども行われる。ぜひ、会場に足をお運びください。

■技術マッチング会における各社のプレゼンテーションテーマ
株式会社アサヒ電子研究所/「ロボットにおける映像ソリューション」
株式会社中央電機計器製作所/「ユニークなセンサ応用と画像処理」
北陽電機株式会社/「センサを活用した自動人数計測と入退室管理」(予定)
株式会社シリコンセンシングシステムズジャパン/「ロボットに適応可能なジャイロセンサの原理とロボット分野におけるジャイロセンサの活用事例について」

【実施概要】
日時/10月30日(火)18:00受付開始〜 18:30開始
問/ロボットラボラトリー/06-6347-7877





 10月3日(水)〜5日(金)に東京ビッグサイトで、「国際福祉機器展 H.C.R.2007」が開催された。同展示会は、世界の福祉機器が一堂に集まる国際見本市。ハンドメイドの自助具を中心に最先端技術を活用した福祉車両まで、多彩な機器が勢揃いした。
 数多い展示機器でも、特に注目したいのは、センサ、人工筋肉などRT(ロボットテクノロジー)を活用した機器。なかでも、神奈川工科大学が開発した「パワーアシストスーツ」は、数多くのメディアに取り上げられるなど多くの来場者から注目を集めていた。
 福祉・介護分野におけるRT(ロボットテクノロジー)の導入は、本格的な高齢化社会到来へのソリューションのひとつとして期待されており、さまざまな研究機関や企業などで研究・開発が進められている。確実な需要が見込める分野だけに、今回の展示会での来場者の反応は、RT分野の関係者にとって収穫の多い結果となったのではないだろうか。


 ロボットラボラトリーでは、10月23(火)に「都市の安心・安全とテクノロジー」 〜トータルリスクマネジメントによるこれからの安心・安全ビジネスとは〜と題したイベントを開催します。

 大手家電メーカーやゲーム機メーカーなど、世界の先端テクノロジーが集積する関西圏の商品開発力は、そのクラスターとしての魅力から、世界のビジネストップからも注目を集めています。
 しかし、今後、関西圏を世界の産業拠点として位置づけていくためには、海外の有力企業が安心してビジネスを行うための都市の安心・安全が求められており、そこには技術を活用する場面、ビジネスチャンスが多くあると考えられます。
 そこでこのたびロボットラボラトリーでは、「都市の安心・安全とテクノロジー」をテーマとしたイベントを開催。「都市の安心・安全レベル向上」という課題に対するRT(ロボットテクノロジー)活用によるソリューションについて紹介していきます。
 当日は、ジュリアーニ・セキュリティ&セーフティ・アジア代表取締役 四方寿太郎氏により「世界の都市の安全事例と技術」を、そしてパナソニックシステムソリューションズ社CTO 三輪真氏よりロボットテクノロジー、ユビキタステクノロジーなどを活用した「知能化センシングの可能性」 について、具体的事例をもとに紹介していきます。

【開催概要】
日時/10月23日(火)14:00〜16:00
場所/大阪産業創造館6F
参加費用/無料(定員110名:満席になり次第締切)
問/ロボットラボラトリー/TEL.06-6347-7877



 RooBOでは、会員のビジネス創出の場として研究会を開催しています。今回は、10月に開催される研究会を2本ご案内します。

【課題解決研究会】
 本研究会では、RT(ロボットテクノロジー)を活用して、サービス企業の業務課題を解決する手法を検討していきます。2回シリーズで開催。
 具体的な実施方法は、企業様に業務課題を発表していただき、その課題に対してRooBOブレインズが解説を付加。そして、次回(第2回)開催時に解決案を提示していきます。
 今回発表する企業は、ファルメディコ株式会社代表取締役社長・狭間研至様。院外処方箋受付による保険調剤事業をはじめさまざまな事業を展開している企業で、今回はサービス提供企業の視点から課題を提供していただきます。ほかにも、RooBOブレインズ小西康晴氏による「新たな企業価値創造に向けたRT導入事例 」と題した講演も行われます。

※研究会は課題解決の手法を検討していくことを目的としております。課題解決案の発表は導入することを前提としておりません。課題に対する解決案については、第一回の研究会にご参加いただいた方も 第二回の研究会で発表いただけます。

【第1回概要】
実施日時/10月30日(火)14:00〜16:00
場所/ロボットラボラトリー
定員/30名
問/ロボットラボラトリー/06-6347-7877

【RTソリューション開発 ビジネスモデル研究会】
 「ロボット及びRTを活用したシステムの開発」において、効率化を可能にするRTミドルウェア。「RTソリューション開発 ビジネスモデル研究会」では、RTミドルウェアについてビジネスの視点から、活用用途について検討していきます。2回シリーズの開催で今回が最終回。
 第1回研究会では、議論を踏まえ、研究会後に個別に議論を実施し、今後、ビジネスに向かっていくためのアクションプラン案を作りました。それを受けた今回は、この案を紹介します。アクションプラン案に関して議論することによって、プランをブラッシュアップを行い、本検討会終了後、賛同企業によるコンソーシアムを作成し、プランの実践を目指していきます。


【第2回概要】
実施日時/10月31日(水)
場所/ロボットラボラトリー
定員/50名
問/ロボットラボラトリー/06-6347-7877



 KISS-FM KOBE(899MHz)にて10月よりスタートした新番組「Vandy's Marketing Kiss!(パーソナリティ:バンディ石田)」に、RooBOブレインズの小西康晴がゲストとして出演。
 RT産業のみならず、自身が代表をつとめる株式会社ロボリューションの経営理念やビジョンなどについても話を展開しました。10月20日 午前10:40より20分間放送。



ビデオコミュニケーションとロボット

 インターネットの普及によってテレビ電話などがより身近になった。地球規模でのグローバル化が進む昨今、ビジネスにおいて必要不可欠なツールとなりつつあるのがビデオ会議である。特にアメリカでは、国土が広いためテレ通勤(Tele-commute:電話、E-mail、ビデオ会議などでの出勤)が多く、広く普及しつつある。

 国防関連のロボット開発を行う企業が多いアメリカであるが、先日訪れたカリフォルニアの某スタートアップ企業において、ビジネスや生活に役立つ面白い機能型ロボットの開発を見学する機会があった。

 そこで開発されているのは、ビデオスクリーンとカメラが備わった、人間の背丈ほどの移動型ロボットである。人間の顔に相当する位置にスクリーンがあり、そこに操作者の顔が実寸に近い大きさで映し出される。通常のビデオ会議と違い、場所や設備に制限されず、操作者になり代わり、会社内や家庭内を自由に移動しながら多人数と会話ができるのである。海外出張や電話会議が多い私には興味あるロボットのひとつである。

 世界が益々狭くなり、海外出張、長期駐在や移住が増え、交通に費やされる時間と費用が膨張する時代の中、効率良く目的を達成する工夫がより必要となる。そのうち、出張代行専門の分身ロボットが現れる時代が訪れるかも知れない。

執筆者PROFILE 大永英明

モーションコントロールと視覚技術を専門に、アジア太平洋地域とアメリカでの製品販売、システム供給、システム統合、製品開発サービスを提供するシリコンバレーの新進企業、Innovation Matrix社の共同創始者、CEO。
www.robomatrix.biz



 皆さんこんにちは、ラボ・アテンダント松出です。さて今回は、『読んでフムフム』はお休みして、番外編『現場でフムフム』をお送りします。たまには“書”を置き、ロボットビジネスの“現場”をレポート。第1回目は10月1,2日とマイドームおおさかで開催された「アジアコンテンツマーケット」の現場でフムフム。

 このイベントは、日本やアジアのコンテンツ制作会社などが一同に会するコンテンツの見本市。約60社のブースが出展され、装飾もさすがコンテンツ(?)、桜の花の下(もちろん造花)でお茶席を設けている異色なブースもありました。  そんな中、ロボラボブースを出展し、今までロボラボのプロジェクトを利用された企業さまに、ロボットの展示等も行って頂きました。  コンテンツとロボット――一見、無関係に思える両者ですが、「鉄人28号」などアニメのキャラクターを実際にロボット化したり、企業のマスコットキャラクターロボットを製作したりと、実はコンテンツのインターフェースとしてかなりの可能性を持っているロボット。展示内容もキャラクターロボット開発の提案などで、来場者との名刺交換も活発になされていました。しかし今まで関わりがなかった分野であるため、なんでここにロボットが?という反応も多くありました。  そこで、「キャラクターがロボットビジネスを変える!」と題したセミナーを実施。参加されたロボット企業の方は、ロボット製作の際、デザインや会話の内容、そのロボットのコンセプトに適した声など、アニメなどを制作されている方が作るともっとより良いものができると思う、とおっしゃっておられました。また、出展した企業の方からも、今まで想定していなかった分野の方から興味を持って頂き、新たなビジネスへ繋げられそうだという声もありました。  コンテンツ企業との関わりは始まったばかりですが、私たちロボット側が気付かないことに気付かせてもくれ、今後コラボレーションすることで、新しいビジネスチャンスがきっと生まれるだろうと感じた現場でした。


発行所/RooBO事務局 大阪市北区梅田1-1-3-1600大阪駅前第3ビル16F TEL/06-6347-7003 編集人/RooBO事務局
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