
今号のフムフム
『ガンダム者』ガンダムを創った男たち
講談社発行
寒い日が続いてますね。それにもかかわらずもう花粉が飛び始めているというニュースにおびえるラボ・アテンダント松出です。1月はめまぐるしく過ぎ、今年度もあと2ヶ月となりましたが、フムフムしながらがんばりましょう!
さて今回は、1979年に放映された『機動戦士ガンダム』を創った8名のメインスタッフを取材し、誕生のドラマを追ったもの。ファーストガンダム放映時は2歳で、ガンダム世代ともいえない私ですが、私なりにフムフムしてみようと思います。
私は姉妹だったので、ガンプラで遊んだ経験もほぼないのですが、なぜかアムロの「父さんにだって殴られたことないのに!」というセリフとかは知っていました。そして今ロボット業界にいるからなのか、オトナになってからファーストガンダムのアニメDVDを見て涙し、ザク携帯とか見るとちょっとときめいたりする今日この頃・・・(さすがに買いませんが)。30年近くたった今もなお、こんな感じなのだから、やっぱり特別ココロを惹きつけるものがあるんだろう(それともあたしがオタクなだけ??)。
私にはガンダムってあんまりロボットアニメという印象がない。まだパトレイバーの方がロボット的だなあ、なんとなく。この本にも繰り返し出てくるように、青春群像劇として描かれたからなのかしら。主人公にしても、悩むし、いじけるし、本当に等身大。だからこそ舞台設定が宇宙世紀であれ一年戦争であれニュータイプであれ、感情としてリアリティがあり、共感できる。高めの年齢層から支持されたのも納得です。
しかしこの本を読むと、おもちゃを売るために合体させたりする商業主義や、視聴率が振るわないための打ち切りに直面する中で、スタッフの方々の夢を追いながらもビジネスとして割り切っていくプロ意識に脱帽。どんな仕事をしてても、こだわりすぎるとビジネスにならないし、割り切りすぎるとおもしろくない。ロボット製作に関しても、そのぎりぎりのラインを見極めていくのが大切なんだなぁと、思わぬところで勉強になった1冊でした。
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